映画「グランメゾン・パリ」

「グランメゾン東京」から5年。
元々このドラマのファンだった私、大型スクリーンで観ることができて大感激です。
5年前は、仕事で料理に携わることはなく、興味はあったけど趣味で楽しむもの。
料理教室を始めてからは、勉強や調理実習など、いろんな場所で素晴らしい料理に携わる経験をいただいております(料理教室も仕事と言うよりも趣味なのかも (ˉ▽ˉ;)… )
フランス・パリに舞台が移り、5年の歳月を経て、料理がどのような進化をし、どのような演出で映しえるのか、観ているだけなのに、緊張の連続でした。

スクリーンに映し出された料理は、とても美しく、「グランメゾン・パリ」のコンセプトでもある、“食材の持ち味を最大限に味わえる料理“を見事に映し出されていました。
お野菜の持つ鮮やかな色彩、お肉の重厚かつ繊細な焼き加減、お魚の新鮮で艶のある輝き、スープの澄みわたる旨味、デザートの華やかでクラシカルなビジュアル。
料理の決め手となるソースは、正しく芸術でした。
瞬きをすることができないくらいに完成された一皿の料理に、心が奪われ、美味しそう、絶対食べてみたいと、その思いの連続でした。

そして、いま私がほんの少しだけ「料理の世界」に触れたことで感じた、心が震えたシーン。
その一皿の料理のためだけに注がれた、決して妥協を許さない、研ぎ澄まされた技術、途方もない時間は、全てはお客様のためだけに。
その一皿に携わる全ての人達がチームとなり、国境を越えて支え合い、互いがリスペクトすることで生まれる料理は、最高の状態で提供できるよう、料理の温度、お皿の温度、時間までもが緻密に計算された、正に人生を賭けた料理でした。
そんな大変なこと、できるかどうか分からないことでも、「こんな面白れぇこと、辞められるわけないだろ」と、堂々とした曇りのない言葉に感動しました。

料理に国境はない。
今回の舞台でもあるフランス料理の伝統も、学び知ることで正しく吸収し、世界中の調理法で新しい革新で生まれえた「グランメゾン・パリ」のフルコース。
私自身も、時間はかかるとも、その国々の伝統や歴史を学び知り、料理を今以上に好きになって、経験を積むことで、料理教室のメニューにも、旬の食材、新しい料理は勿論、クラシックな伝統的な料理にも幅広く関わっていけるよう頑張ります。

この映画に出会えて、料理と関われる事の幸せ、美味しい料理をいただけることの幸せ、より一層感謝することができました。
「ちぃさな料理教室ease」が出来ている今現状にも感謝して、より一層お客様に、美味しい料理、楽しい料理を体験していただきたいと思います。

ちぃさな料理教室ease、もう間もなくスタートいたします。

                            Ci vediamo(@^^)/~~

*** P.S ***
鈴木京香さん、可愛かったなー 、、、
歳を重ねるにつれ、ショートカットが似合うって反則でしょ✧(p≧w≦q)