
*** デザート
イタリア語でタルトは「トルタ(torta)」
トルタ ディ リモーネは、イタリアスタイルのレモンケーキです。
クラシカルで、現代的なイタリア料理のなかでも、そのフォルムに見惚れてしまいます。
手作りの美味しさは格別です!最早レモンの虜!タルトのサクサク感、滑らかで甘酸っぱいクリーム。
国産レモンの旬は、10月から翌年5月まで。是非とも今味わっていただきたいデザートです。
*** 料理
タルト生地
①下ごしらえとして、タルト型にバター、強力粉をまぶして、冷蔵庫で冷やします。
②バターは、室温に戻してポマード状に柔らかくしておきます。
③卵黄と水は、一緒に合わせて溶きます。
④中ボウルにバター、グラニュー糖、海塩を入れ、泡立て器で混ぜ合わせます。
⑤白っぽくなったら、溶いておいた卵黄と水を少しずつ加え混ぜ合わせていきます。(その時に、混ぜるスピードは慌てず一定に、速すぎると分離してしまいます)
⑥ふるった薄力粉を加え、カードで手早く、切るように混ぜ合わせます。(粉が均一に混ざるように)
⑦ひとつにまとめたら(薄く円状に)ラップに包み、冷蔵庫で1時間以上休ませます。
⑧冷蔵庫から生地を取り出したら、打ち粉を振るって生地を3mmの厚さに伸ばし(割れるので折り畳みながら伸ばす)、タルト型に敷き詰めます。
⑨底面と側面の形を整えたら、生地の縁取りを包丁で切り落として整えます。
⑩生地の底面にフォークの先を刺して、再び冷蔵庫で1時間程度休ませます。
⑪生地に型紙とタルトストーンを敷き詰めて、180℃のオーブンで25分焼きます。
⑫型紙とタルトストーンを取り除き、底面に刷毛で溶いた卵を塗って、再びオーブンに5分程入れて、タルトの底を焼きます。(オーブンの温度は150~160℃)(トルタ ディ リモーネの生地はしっかりと焼き上げます)
レモンクリーム
①下ごしらえとして、レモン汁は約3個を絞って80g分を計量します。(好みで量は調整)
②バターは包丁で薄く切ってから柔らかくして置いておきます。
③中ボウルに卵(全卵)、卵黄を先に溶きほぐし、グラニュー糖、バニラオイル、レモンの皮(擦りおろし)を加えて、泡立て器で混ぜ合わせます。
④コーンスターチ(ふるった)を入れ、泡立て器でダマが残らないように混ぜ合わせます。
⑤小鍋に水、レモン汁を入れ中火にかけ、沸騰直前まで温めます。
⑥卵液の入ったボウルに、温めたレモン汁を少しずつ加えながら混ぜ合わせます。(加えた部分をよく混ぜて、それから全体を混ぜていきます)
⑦再び小鍋に戻し入れて中火にかけ、ゴムベラを使ってとろみが出るまで焦がさないように混ぜます。(小鍋の側に注意しながらゆっくりと全体を混ぜます)
⑧とろみが出たら、弱火にして2分程度掻き混ぜながら火を入れます。
⑨艶がでて滑らかになったら火を止め、柔らかくしたバターを加え、ゴムベラで混ぜ合わせて仕上げていきます。(バターが確実に混ぜ合わさったか確認をする)
⑩温かい内に、空焼きしたタルト生地の中心に流し入れ、素早く表面を山なりに整えたら、そのまま冷し固めます。
⑪イタリアンメレンゲが仕上がったら、レモンのフィーリングを詰めたタルト全体に乗せていきます。
⑫表面に粉糖を振り、上火の効いた250℃のオーブンでメレンゲに色付けします。
⑬レモンの皮(擦りおろし)を散らして、レモンの輪切りを中心に乗せ、仕上げます。
*** まとめ
デザートは、工程が多く分量もきちっと決められてます。細かいです。大変です。
でも、生地、クリーム、メレンゲ、それぞれ一から作ったデザートが完成すれば、感動と興奮が混ざり合い特別な感覚が走ります。私は顔がにやけ手が震えます。それがたまりません。楽しいです。
このデザートに関わらず、完成した料理全てが、とても愛おしくなります。
「ちぃさな料理教室ease」で一緒に料理を作って、特別な感覚を味わいましょう。
Ci vediamo(@^^)/~~
*** p.s ***
3月の料理教室では、トルタ ディ チョコラータ作りますよー。
こちらも絶品!楽しみです。